「人の望むものは人の変わらぬ愛である」(箴言19章22節)

人は皆、誰かからの「愛」を、心の中で求めながら生きているのではないでしょうか。「愛」は、歌や小説の中でも、テーマとして非常によく用いられます。しかしその中で扱われているのは、ほとんどが男女の愛です。でも「愛」は、けっして恋愛だけではありません。「家族愛」、「隣人愛」というような、様々な愛が世の中には存在します。

はたして、誰もが求めるこの「愛」とは、実際、どのようなものなのでしょうか?

聖書には、このように記されています。

 「愛は寛容であり、親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。

すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません。」(コリント人への手紙第一13章4~8節)

私たちが住む世界では、国や人種の間だけでなく、親子、兄弟、夫婦同士の間にも、争いや揉め事は絶えません。もし私たちが、このような「愛」を、お互いに実行することができたとしたら、世の中はどんなに温かく平和で、素晴らしいものになるでしょうか。しかし、それは大変むずかしいことです。

ところが、私たちのうちにはない、このような完全な愛、真実の愛を、実行された方が、この世に存在するのです。それがイエス・キリストです。

本当の愛とは、相手のためにいかなる犠牲を惜しまないものです。イエス・キリストはそのことを、身をもって証明されました。二千年前、イエス・キリストは、何ひとつ悪いことをしていないのに十字架にかけられました。それは、私たちの罪を背負い、身代わりとなるためでした。この方は、私たちを愛するがゆえに、ご自身のいのちを進んで犠牲にされたのです。

「キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになりました。それによって私たちに愛がわかったのです。」(ヨハネの手紙第一3章16節)

あなたが聖書と出会うとき、「愛とは何か?」という疑問の、答えに辿り着くことができます。

ぜひ、ご一緒に聖書のことばについて考えてみましょう。その愛についてのメッセージが語られる当集会にお越しください。心よりお待ちしております。