最近、「偽ニュース」が問題になっています。昨年の米大統領選挙でも、「○○氏が△△氏を支持」といった偽ニュースがインターネットで拡散され、選挙結果に影響したかもしれないと言われています。そのような偽ニュースは、読者の興味を引く内容であるという一貫した特徴があるようです。
 ところで、聖書はどうでしょうか。必ずしも読者の興味を引くことばかり書いてあるわけではありません。むしろ非常にとっつきにくく、読むのに骨が折れます。また「すべての人が罪の下にある」(ローマ人への手紙3章9節)とあるように、私たちにとって耳に痛いことも語ります。
しかし、多くの人々が、長年にわたって聖書について調べ、正しいという結論に達しています。「あなたのみことば(聖書)は真理です」(ヨハネの福音書17章17節)とあるように、聖書は真理の書です。ですから偽ニュースどころか、むしろ、本当のグッドニュース(福音)が記されているのです。その聖書こそ、骨を折ってでも読む価値があると言えるのではないでしょうか。ぜひ聖書をお読みになり、そのグッドニュースに接していただきたいと思います。