新型コロナウイルスの感染拡大は私たちの間で色々な問題を引き起こし、その中で情報技術が発達した現代の特有のものとしてフェイクニュースによる社会混乱も起きています。

これまで発信された数々のフェイクニュースによる混乱で特に大きかったものは、ネット上で拡散された「中国から原材料が輸入できなくなる」などの間違った情報によって、パニックに陥った人々による紙製品の買い占めが起こり、トイレットペーパーやティッシュペーパーが品薄状態となった出来事ではないでしょうか。

ただ、このニュースが大きな拡散力によって多大な影響を及ぼした反面、早い段階でこの情報がフェイクであると曝かれ、実際の正しい情報が色々な所から色々な形で速やかに伝えられたことで、混乱を最小限に抑えることができたようにも見えました。

このことは多様な情報を適切に取捨選択する「情報リテラシー」の能力が、一般の人々にまで浸透していることを証明する出来事でもあったように思います。

ところで、聖書は今から2000年前に完成したものですが、その内容は必ずしも読者の興味を引く良いことばかり書いてあるわけではなく、非常にとっつきにくく、罪や死など、私たちにとって耳に痛いことや都合の悪いことも語っていますし、さらにはイエス・キリストの復活など今の科学の時代では信じがたいような奇跡も記されています。

しかし、普通の感覚ならば「フェイクではないか」とも思える内容であるにも関わらず、これまで聖書を読んできた多くの人々が、「聖書に書いてあることはすべて正しい」という結論に達し、この書物から永遠のいのちによる救いを得て、失われることのない希望と平安のうちに生涯を送ってきたのです。

これは、「あなた(神)のみことば(聖書)は真理です」(ヨハネの福音書17章17節)とあるように、聖書が神のことばであり、そしてフェイクニュースどころか、本当のグッドニュース(良い知らせ=福音)が記されている書物だからなのです。

聖書こそ私たち人間にとって読む価値のある書物です。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために外出を自粛せざるを得ない今、この機会に神様からの真実のメッセージであるこの聖書をお読みになってみませんか?

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